直線と曲線(深澤直人氏は隅と縁と考える。)入幅木を考える。

過去のBlogで
私は曲線と直線の間をデザインの流行はいったり、きたりしている。
と書いている。(該当livedoorBlogは後日、転記記載。)

本日、読んでいる「暮らしの手帖6712月−1月号)」25年11月
の中で連載されて「暮らしのデザイン」というエッセイの13回目
「隅と縁」デザイナー深澤直人氏で
共感する事柄が書かれていた。

1,日本の精度と質へのこだわりは世界でも群抜いている。
2,支払われた金額に応じての質やサービスの調整よりも貨幣価値よりも
良いものをつくろうとする国民性
3,家では部屋の角に家具やものを置かない。
4,角が見えることは、その空間に置かれたものの「背景」が整って見える。
5,入幅木(いりはばき)。の重要性
6,壁に当たる面をきれいに揃えるための幅木
(掃除機や靴が壁にあたって汚れるのを防ぐ。欧米では、壁紙の小口を隠すために
装飾的な幅木を使う場合がある。病室や厨房では足で蹴って開ける場合があるので
硬いステンレスの広い幅木にする場合がある。
7,通常は、室内側に出っ張るように貼るが、入幅木は壁面よりへこんだ幅木。
8,壁に映える影が部屋の隅と縁をはっきりと示すことが出来、美しい。
9,美しく暮らす。そこには縁と隅を整えることである。

入幅木を200万住宅に取り入れる。そこにコストは発生するのだけど
そのコストよりも日々の暮らしの美しさは、勝つ。
(日々の暮らしの継続による美しさはコストよりも人生には大切だ。)

深澤氏の著作本やサイト等を記録しておく。

追記
デザイン的には素晴らしいのだが、小さな子どものいる家では、角が交わる部分は
鋭角で危険なのである。(我が家は大人だけだから関係ないけどね。)
参考Blog
おすすめできる事・できない事  入幅木
新たに@@カッコイイけど、とても危険なものがついてました

参照
Naoto Fukasawa
マイナスゼロ
日本を代表するデザイナー。深澤直人さんの手がけるプロダクト

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