少子高齢化日本の黄昏での撤退戦を200万住宅ブログ的に考える。

自営業を廃業撤退した経験から言わせてもらうと
「撤退戦は、厳しいよ。誰も賞賛してくれないし、お金も体力も
消耗する。(消耗戦だとも思う。)が、誰かがやらないとならない状態
が企業も人生もそして国も来る。そして日本の国は、これから撤退戦に
入る。(そこから再度、挑戦出来る局面に行けるかは、この撤退戦に
かかっている。)
負け戦を覚悟して行かないと行けない。
そして、この撤退戦に一番必要なのは、「覚悟」である。
(日本の政治家で、この覚悟を持っている人は現場与野党共わずか。)
まず、現状(現実)をきちんと把握して、これからの戦いに臨もう。」

これは、個々の人生も同じである。



200万住宅ブログ的提案を下記に書いておく。

なお、住宅政策とか個人の住宅(持ち家)の考えは、過去多くブログして
来ているので省く。(地方中核都市近郊土地100坪家20坪の平屋を勧めている。)


1,高齢者の定義を変え、死ぬまで働く。
これは、参照ブログにも書かれてる。
「高齢者の線引きを75歳へ引き上げるなど、「高齢者」の定義を変えるという提案だ。
また、15歳で就職する人は減っているので、「子共」の定義も14歳以下から19歳以下へ引き下げる。」

ほぼ同意である。健康こそが財産となる時代へ突入する。
嫁の実家や我が街でも都会から老人ホームへ入所する人が増えている。
(地縁など無いのにである。まっ。子供がいない人が多いけどね。)
都会は、老人ホームや介護施設への入所は、お金があっても入れない状態に
今後なると思う。(億払えるなら入れるけど、2、3千万円程度なら無理という
感じになるかなぁ?。)
同級生(55歳)達も都会で就職して、結構いい仕事(給与)が貰える者は
ほぼ、高齢の親を都会に呼び寄せています。

地方は高齢化は、もう来ている状態なのでこれから進行しても
悲劇的な状態にはならない。(と思う。)
徐々に首が絞まってくる状態かなぁ。
(生産力の低下とか地域経済の崩壊は進む。(高齢者の消費が少なくなると
店舗(スーパーや飲食)が成り立たなくなる。田畑を耕す人員が減り生産量が
激減する。工場も同列。)
都会は、介護離職が増え、老々介護(大企業退職しても親の介護をする。と
いう状態)が増える。


2,働き方を変化させる。

人生を一つの職種で過ごせるという時代は、終わった。と思う。
小中義務教育の間にコミュニケーションスキルを身につけさせるのが
これからの人生を生き抜くうえで必要な道具
コミュニケーションスキルがあれば、職種間の移動が幾分か楽になる。

技術職や研究職から高齢になって接客業や運送業とかへ転換するとか。
(例 工場勤務ー店舗販売ー農業作業)

3,24時間サービス社会からの転換

ほぼ同意である。日曜日や祝祭日の店舗や学校、工場の一斉休業は
必要だと思う。
また、宅配などは、現状の配達指定とは別に1週間−10日内なら
いつ配達してもいいという選択肢を用意して(その分運賃は割安にする。)
運送会社内で荷物の量や配送時間、ルートの調整が出来るようにすると
適正な人員配置や過重労働や過剰設備(大規模倉庫)などを減らせると思う。

4,非居住エリアの設定

緩やかに行政サービス可能地域と非可能地域を設定する。
(道路の保守を非可能地域ではしない。上下水道老朽化は更新しない。とか
する。それでも住む人(自家上下水道(簡易下水とか井戸)や太陽光発電)は
自己責任とする。非可能地域から可能地域への移動希望者には
可能地域の相続放棄地の分配や公営住宅または、貸家の安価な提供を
する。
徐々に人を可能地域へ集約していく。(急激には無理だし費用がかかり過ぎる。)

5,子供を持つことに大きなメリットを感じられるような対策
ロシアなども大きな金額を給付している。
私達夫婦は、結婚したのが遅かって不妊治療も失敗して子供がいないけど
子供のいる世帯への応分の負担は、覚悟している。

参照ブログ
人口減少が「当たり前」を崩していく日本の黄昏(『未来の年表』書評1/2)
少子高齢化がもたらす黄昏の時代の、撤退戦を考える(『未来の年表』書評2/2)

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